2026-06-18
ホームホワイトニングとは?効果・やり方・費用を解説
本記事では、自宅でできるホームホワイトニングの仕組みや効果、やり方、費用相場を解説します。歯科医院でのホワイトニングを検討中の方はぜひ参考にしてください。
「ホームホワイトニングって本当に白くなるの?」
「市販のホワイトニング歯磨き粉と何が違うの?」
「どのくらいの期間や費用がかかるのか知りたい」
このような疑問はありませんか?
ホームホワイトニングとは、歯科医院で処方された専用マウスピースと薬剤を使い、ご自身の生活リズムに合わせて自宅で行う医療ホワイトニングのことです。
エステサロンや市販品とは異なり、医療機関でしか扱えない成分を使用するため、歯の表面の汚れを落とすだけでなく、歯の内側に染み込んだ黄ばみそのものを漂白できます。
そこで本記事では、ホームホワイトニングのやり方や効果を実感するまでの期間、メリット・デメリット、費用相場まで解説します。
ホームホワイトニングとは?

ホームホワイトニングは、歯科医院で処方される専用のマウスピース(マウストレー)とホワイトニングジェルを使って、自宅で行う医療ホワイトニングのことです。毎日1〜2時間、マウスピースを装着するだけなので、自分の生活リズムに合わせて無理なく続けられます。
エステサロンなどで受ける「セルフホワイトニング」とは根本的に異なり、医療機関でしか取り扱えない濃度の薬剤を用いるため、歯そのものの色を変えていけるのがポイントです。
過酸化尿素が黄ばみを分解することで歯が白くなる
ホワイトニングジェルの主成分は、過酸化尿素(一般的に濃度10〜20%)という物質です。これがゆっくりと分解されると過酸化水素を放出します。過酸化水素が歯のエナメル質の内部に染み込むと、黄ばみの原因である着色有機物を化学的に分解・漂白できます。
イメージとしては、洗濯で使う酸素系漂白剤に近いでしょうか。衣類に染み込んだシミを内側から分解して白くするのと似た仕組みです。ただし歯科用に安全な濃度に調整されているため、歯を傷める心配はありません。
歯科医院のホームホワイトニングと市販品の違い
ドラッグストアやネット通販で「ホワイトニング」をうたう商品を試したことがある方もいるのではないでしょうか。
市販品には法律上、過酸化水素や過酸化尿素を配合できません。歯科医院で処方されるジェルとは、そもそも薬剤のパワーが異なります。ホワイトニング用歯磨き粉やクリーニングは、歯の表面に付着したコーヒーや紅茶の着色汚れ(ステイン)をこすり落とす方法です。
一方、ホームホワイトニングは過酸化尿素を用いて歯の内部の色素そのものにアプローチできるため、元の歯の色よりもさらに白いトーンを目指せます。
ホームホワイトニングの効果はいつから実感できる?

ホームホワイトニングは低濃度の薬剤をじっくり浸透させる方法のため、昨日始めて今日白くなるというものではありません。
目標の白さにもよりますが、1〜2ヶ月継続することで理想のトーンに近づいていきます。シェードガイドの数値で言えば、平均して2〜4トーンのアップが期待できるでしょう。
ホームホワイトニングで得た白さは、一般的に半年から1年ほど持続するとされています。
ホームホワイトニングの費用相場

ホームホワイトニングの初回費用は、おおむね2万〜5万円が目安です。内訳としては、オーダーメイドのマウスピース作製費、ホワイトニングジェル代、初回のカウンセリングやクリーニングの費用が含まれるのが一般的です。
なお、マウスピースは一度作れば繰り返し使えるため、2回目以降に必要なのは追加のジェル代だけになります。相場は1本あたり2,000〜5,000円程度です。
ホームホワイトニングのやり方

ここからは、初めての方でもイメージしやすいよう、歯科医院での準備から自宅でのケアまでを時系列で紹介していきます。
ステップ①:歯科医院でカウンセリング&口腔内チェック
最初は、歯科医院でのカウンセリングです。歯科医師や歯科衛生士がむし歯や歯周病の有無を確認し、ホワイトニングを安全に行えるかを判断します。
このとき、シェードガイドと呼ばれる歯の色見本を使って、現在の歯の色を記録するのが一般的です。
なお、カウンセリングを無料で実施している歯科医院もあります。話を聞くだけでもまったく問題ないので、気軽に足を運んでみてください。
ステップ②:専用マウスピースの作製
カウンセリングで問題がなければ、歯型を取ってオーダーメイドのマウスピースを作製します。所要時間は歯型の採取が15〜30分ほど。完成までに数日〜1週間ほどかかるケースが多いでしょう。
ステップ③:自宅で施術(歯磨き→ジェル注入→装着→洗浄→保管)
マウスピースとジェルを受け取ったら、自宅で施術します。毎日の流れは次の5つの手順で完結します。
- 1.歯磨き
- 2.ジェル注入
- 3.装着
- 4.洗浄
- 5.保管
歯磨きをした後、マウスピースにジェルを注入し、装着します。 歯1本あたり米粒大が目安です。
マウスピースを装着した際、ジェルがはみ出た場合はティッシュや綿棒で拭き取りましょう。 「たっぷり塗ったほうが早く白くなるのでは」と思いがちですが逆効果です。ジェルがはみ出して歯ぐきを刺激する原因になるため、適量を守ることが大切です。
装着時間は製品によって異なりますが、1日1〜2時間が多いです。時間がきたらトレーを外し、口のなかをしっかりゆすぎます。マウスピースは流水と柔らかいブラシで洗い、専用ケースに入れて保管してください。
ホームホワイトニングのメリット4つ

ここでは、ホームホワイトニングのメリット4つを紹介します。
- 自宅で好きな時間にマイペースで白くできる
- 色戻りしにくく、白さが長持ちしやすい
- 通院回数が少なく、忙しい人でも続けやすい
- 長期的に見ると費用を抑えられる
ホームホワイトニングの魅力は、場所や時間に縛られないことです。初回のカウンセリングとマウスピース受け取りの2〜3回通院すれば、夜のリラックスタイムにドラマを観ながらホワイトニングできます。また、初回こそ数万円の出費になりますが、その後はジェルの追加購入だけで継続できるため、トータルコストを低く抑えやすいです。
ホームホワイトニングは低濃度の過酸化尿素を毎日少しずつ浸透させるため、歯の内部までしっかり漂白成分が届きます。オフィスホワイトニングに比べて、色の後戻りが緩やかです。
ホームホワイトニングのデメリット4つ

ホームホワイトニングを行う際は、デメリットもきちんと知っておきましょう。
- 効果を実感するまでに2週間以上かかる
- 毎日の装着を継続する自己管理が必要
- 知覚過敏や歯ぐきへの刺激が出ることがある
- 被せ物・詰め物・テトラサイクリン歯など効果が出にくいケースがある
ホームホワイトニングは1ヶ月ほど続ける必要があり、「来週の結婚式までに白くしたい」といったケースには向いていません。
また、痛みが少ないとはいえ、施術中に歯がしみたり、ジェルが歯ぐきに触れてピリピリと感じたりする方もいます。
ホワイトニングは天然歯にのみ作用するため、セラミックの被せ物やレジンの詰め物の色は変わりません。また、抗生物質テトラサイクリンの影響で歯に縞模様が生じている場合は、改善が難しいこともあります。
ホームホワイトニングで失敗しないためにできること

ここでは、ホームホワイトニングのコツを3つお伝えします。
施術前後30分~1時間は着色しやすい食べ物・飲み物を避ける
ホワイトニング直後の歯は、表面の保護膜(ペリクル)が一時的に剥がれた状態にあります。このタイミングで色の濃いものを口にすると、かえって着色を招いてしまいます。
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、トマトソース、チョコレート、醤油の濃い料理などは注意が必要です。水、牛乳、白米、うどん、鶏肉、パンといった「白い食べ物」は色が付きにくいので安心して食べられます。
ジェルの量と装着時間を守る
ジェルを過剰に注入すると、トレーからはみ出した薬剤が歯ぐきに触れ、炎症や痛みの原因になります。また、指定時間を大幅に超えて装着すると、知覚過敏のリスクが高まります。歯科医師の指示を正確に守ることが大切です。
ホワイトニング用歯磨き粉&定期クリーニングで白さをキープ
ホワイトニングの効果を長持ちさせるには、セルフケアと歯科医院でのプロケアを組み合わせるのが理想的です。
ステイン除去成分を配合したホワイトニング用歯磨き粉を取り入れ、3〜6ヶ月に1回の歯科でのクリーニングでプロの手による徹底的なステイン除去を受けておくと効果を長くキープできます。
まとめ
ホームホワイトニングは、専用のマウスピースと薬剤を用いて、自宅で手軽に歯の内部から白くできる医療ホワイトニングです。通院回数が少なく、ご自身のペースで自然で美しい白さを目指すことができます。
自宅で無理なく歯の根本的な黄ばみを解消したい場合は、選択肢の一つに入れておきたいですね。
厚誠会歯科 新百合ヶ丘では、患者さま一人ひとりのお口の状態やライフスタイルに合わせた、最適なホワイトニングをご提案しております。ホームホワイトニングにご興味のある方、歯の色でお悩みの方は、ぜひお気軽に当院のカウンセリングへお越しください。













